アース線を窓から通す方法|賃貸でもできる隙間ルート

アース線を窓から通す方法|賃貸でもできる隙間ルート

⚠️ 雷鳴が聞こえたら、屋外のアースコードを抜いてください

詳しくは 雷の時にアーシングしてもいいの? をご確認ください。

⚠️ 電化製品(コンセント・分電盤)とは接続しないでください

電化製品への接地工事は電気工事士の資格が必要です。詳しくは アース棒の設置とアース線の通し方 をご確認ください。

この記事でわかること

  • 窓ルートが選ばれる理由
  • 網戸の隙間を使った施工手順
  • 気密・防水・防犯で気をつけたいこと
  • 賃貸で施工するときの注意点

窓ルートが選ばれる理由

アース棒やアース付きコンセントから室内へアース線を引き込むとき、玄関よりも窓ルートを選ぶ方が一定数います。寝室やデスク周りが窓に近い間取りでは配線距離が最短になりますし、マンションの低層階でベランダ側からしか屋外に出られない場合にも使いやすいルートです。網戸の隙間を使えば穴あけも不要なので、賃貸でも採用しやすいのが特徴です。


窓で使える主なルート

窓から通す場合、コードを通す箇所はいくつかのパターンがあります。もっとも一般的なのは網戸の隙間ですが、住宅の構造によっては次のような場所も候補になります。

  • 網戸の隙間:穴あけ不要でもっとも一般的。以下の手順で解説します
  • サッシの縦レール(クレセント錠がない側):網戸を傷めたくない場合に
  • 窓の上下の隙間:築年数の古い窓で使えることがあります
  • エアコンの配管穴:既存の穴に余裕があれば使えることもありますが、防水パテの再施工が必要です

施工手順(網戸の隙間ルート)

💡 準備するもの

  • キッチンテープ
  • ハサミ
  • 窓隙間テープ

STEP 1:通す位置を決める

クレセント錠(窓の鍵)がしっかり締まる位置、網戸の動きを妨げない位置を選びます。

窓からアース線を室内に引き込んだ例

STEP 2:窓枠の凹凸に合わせてコードを仮止めする

窓枠の凸凹に合わせてコードを曲げ、キッチンテープで仮止めします。凸凹部分に少し余裕をもたせておくと、あとで隙間ができにくくなります。

窓枠の凸凹に合わせてコードを仮止めした例

STEP 3:しっかり貼り付ける

仮止めの上から、凸凹部分に少し余裕をもたせてキッチンテープで貼り付けます。爪でこすると切れてしまうことがあるので、タオルなどで押さえて密着させてください。

仮止めの上からキッチンテープで固定した例

STEP 4:網戸・窓の隙間テープを貼る

網戸や窓が閉まる部分に隙間テープを貼ります。コードの凸部分を避けて貼ってください。

網戸の閉まる部分に隙間テープを貼った例

STEP 5:閉めて動作確認

網戸と窓を閉めて、クレセント錠がしっかり締まることを確認してください。

網戸を閉めた状態でアース線が通っている例

窓を閉めてクレセント錠が締まることを確認

キッチンテープは貼ってすぐなら綺麗に剥がせるので、うまくいかなければ何度でもやり直せます。


気をつけたいこと

💡 施工時の注意点

  • クレセント錠が確実に締まるか、施工後に必ず確認する
  • コードとアルミサッシが直接触れないよう、隙間テープを挟む(金属の腐食防止)
  • 屋外側は防水タイプの隙間テープを使う
  • 台風・横殴りの雨のときは、コードを一時的に外しておく

賃貸で施工するときの注意点

  • 窓枠への穴あけ・ビス止めは行わない
  • 配線モールを使う場合は、剥がせる両面テープ式を選ぶ
  • 退去時に外せるよう、テープ類は最小限にする
  • 気になる場合は事前に大家さんへ確認する

窓ルートが合わない場合

防犯面が気になる方は 玄関からアース線を通す方法 もご検討ください。寝室が2階など配線が長くなる場合は 1階から2階の部屋までアース線を通す方法 を、マンションの中高層階で屋外にアース棒を打てない場合は アース付きコンセントの接続方法 をご参照ください。

設置後の動作確認は アーシング測定キットの使い方 で詳しく解説しています。


まとめ

💡 窓ルート施工のポイント

  • 網戸の隙間を使えば、穴あけ不要で賃貸でも施工できる
  • コードはアルミサッシに直接触れさせず、隙間テープを挟む
  • 施工後はクレセント錠がしっかり締まるか必ず確認する
  • 台風・大雨の前はコードを一時的に外す

アース棒設置の本体手順は アース棒の設置とアース線の通し方 で詳しく解説しています。

ご不明な点はカスタマーサポートまでお電話ください。042-404-2958(午前10時〜午後5時30分)


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