1階から2階への配線の方法

アーシングコードを1階から2階へ延長する方法|ルートと固定の手順を写真で解説

アースポイント(アース付きコンセントやアース棒)が1階にある場合でも、コードを延長して2階でアーシングすることができます。このページでは、ルートの選び方・固定の方法・ドア周りの処理を写真つきで解説します。

この記事でわかること

  • 1階から2階への配線ルートの選び方(階段ぞい/廊下+ドア)
  • 小口テープ、マスキングテープ、養生テープとケーブルモールの使い分け
  • 階段・廊下・ドア周りの処理方法(写真あり)
  • 必要なコードの長さの目安と測り方
  • アパート・借り家で原状回復を意識した配線のコツ
  • よくある質問(吹き抜け階段・ペット・余ったコード・雷・複数部屋)

必要なもの

  • メジャー:配線ルートの距離を測るため
  • アーシングコード(延長用):1階から2階までの距離をカバーできる長さのもの

下記はお好みで選択

  • 小口テープ:廊下などの木目と同じ色のものを選べば目立たない。安価で耐久性もあり簡単
  • マスキングテープ:廊下などと同じ色のものを選べば目立たない。安価で簡単、小口テープを張るのに仮止めにも使用可能
  • 養生テープ:壁や床ぞいにコードを貼り付けて固定する。一番安価で取り外しも簡単
  • ケーブルモール(任意):コードを収納して見た目をすっきりさせたい場合に使用

固定方法:養生テープとケーブルモールの使い分け

💡 どちらを選ぶか

  • テープ類:安くて手軽。壁や床をいためにくく、取り外しも簡単。借り家・マンションにも向いています。仕上がりはコードが見える状態になります
  • ケーブルモール:コードをカバー内に収納するため見た目がすっきりします。壁の色に合ったモールを選ぶと目立ちにくくなります

まずマスキングテープや養生テープで仮置きしてルートを確認し、見た目が気になる場合にモールに切り替える、という順番が失敗しにくい方法です。借り家・マンションの場合は、両面テープ式の配線モールを選ぶと退去時の原状回復がしやすくなります。


コードの長さの目安

必要なコードの長さは「アースポイントから2階の使用場所まで」の実際の経路で決まります。一般的な一戸建てでは、10〜15m程度を目安に考えてください。

💡 長さを決める前に確認すること

  • アースポイントの場所(どの部屋のどのコンセント・アース棒か)
  • 2階での使用場所(ベッド脇・デスク横など)
  • 配線ルート(階段を通るか、廊下を経由するかで距離が変わる)

実際にメジャーでルートを測ってから購入するのが確実です。短すぎると使えないため、余裕を持って長めに用意することをおすすめします。余った分は、ベッド下や家具の裏にまとめて収納しておけば邪魔になりません。


ルートの選び方と配線の手順

1階から2階へコードを通すルートは、大きく2パターンです。
以下全て養生テープで作業しています。
お好みで他のテープ、配線モールなどを使ってください。

パターン①:階段ぞいに這わせる

もっとも一般的な方法です。階段の段鼻(ステップの端)ぞい、または壁の幅木(はばき)ぞいにコードを這わせます。まず下のようにコードを置いてルートを確認してから固定を始めましょう。

1階から2階への配線|コードを初期配置した様子

コードを初期配置した様子(別アングル)

階段の段の上を、端に沿わせるようにコードを這わせていきます。

階段の段鼻に沿ってコードを這わせている様子

コードを部屋の入口付近に配置した様子

コードを伸ばしながら、テープで少しずつ固定していきます。コードは細いため、幅木の上に添わせるだけでほとんど邪魔になりません。

養生テープでアーシングコードを固定している様子

養生テープでコードを固定している様子(続き)

養生テープでコードを固定している様子(続き)

養生テープでコードを固定している様子(続き)

柱の手前でコードを固定している様子

柱の角はぐるっとコードを回してテープで固定します。

柱の周りにコードを回して固定している様子

そのまま2階の床まで引き上げます。

2階の床付近までコードが届いた様子

2階の床付近までコードが届いた様子(別アングル)

2階の床付近までコードが届いた様子(別アングル)

⚠️ 階段でのつまずき・転倒に注意

階段は家庭内で転倒事故が起きやすい場所です。コードは必ず壁や段鼻にそわせ、足の踏み面に出さないよう固定してください。お子様や高齢のご家族がいる場合は、配線モールで完全に隠す方が安心です。

パターン②:廊下の壁ぞいに這わせる

廊下の壁ぞいにコードを這わせ、奥の部屋に配線します。

廊下の床際にコードを這わせている様子

廊下の床に沿ってコードを這わせている様子


ドア周りの処理

廊下と部屋の間や、1階と2階をつなぐ仕切りにドアがある場合は、ドアの下または横のすき間を利用してコードを通します。テープで固定すればドアは問題なく閉まります。

ドアの下から通す場合

ドアと床の間のすき間にコードを通します。riraku-lifeのアーシングコードは細いため、多くのドアで通すことができます。コードをドアに挟まないよう、すき間の端(蝶番側または取っ手の反対側)を通すと安全です。

ドアの横(框や枠のすき間)から通す場合

ドア下に十分なすき間がない場合は、ドア枠の縦のすき間を利用します。コードを通した後、テープで枠にそって固定すると、ドアの開閉に支障が出ません。

ドアを開けた状態でコードが通っている様子

ドアを閉めた状態でコードが収まっている様子

すき間にコードを通したあとは、あまった部分を軽くまとめてテープで留めておくと見た目もすっきりします。

ドア枠のすき間にコードを通し、あまりをまとめて固定した様子

⚠️ コードがドアに挟まれないよう確認してください

ドアを閉めた状態でコードが強く挟まれると、コードがいたんだり断線の原因になります。すき間に通した後は必ずドアを開閉してコードに負荷がかかっていないか確認してください。


アパート・借り家で原状回復を意識した配線

アパートや借り家でアーシングを始める場合は、退去時に元に戻せる前提で配線方法を選ぶと安心です。

💡 アパート・借り家向けの4つのコツ

  • 粘着力の強いテープやシールは避け、剥がしやすいものを使用する
  • 養生テープは長期間貼ったままにせず、半年に1回程度貼り直す(粘着剤の固着防止)
  • 配線モールは両面テープ式(剥がせるタイプ)を選ぶ
  • 剥がすときはドライヤーで温めながらゆっくり引っ張ると跡が残りにくい

退去前には、テープ跡・ドア枠のいたみ・幅木の汚れの3点を点検しておくと、思わぬトラブルを避けられます。


配線後の確認

配線が完了したら、アーシング測定キットで体表電圧が下がるかを確認してください。途中でコードが断線していたり接続が外れていたりする場合、アーシングできていない可能性があります。

測定キットの使い方はアーシング測定キットの使い方ページをご確認ください。


よくある質問(FAQ)

Q1. 吹き抜け階段(オープン階段)でも配線できますか?

はい、可能です。吹き抜け階段は段の側面に幅木がないことが多いため、ケーブルモールで階段の側板(ささら桁)にそわせる方法が向きます。コードがぶら下がらないよう数十cm間隔で固定すると良いです。

Q2. ペットがコードを噛む心配があります

犬・猫がいるご家庭では、コードをむき出しのままにせず、配線モールで完全に覆うことをおすすめします。床から30cm以上の高さに這わせる、家具の裏を通すなど、ペットの届きにくい位置に配線するのも有効です。

Q3. コードが余りすぎてしまった場合は?

余った分はベッド下・家具の裏・クローゼット内などにまとめて収納できます。コードはくるくる丸めて結束バンドで軽くまとめておくと邪魔になりません。

Q4. 雷が鳴っているときの注意は?

家に堕ちたり、家の違くの落雷でアース線経由の電流が逆流する可能性があります。
雷鳴が聞こえたら、アースからコードを抜いてください。詳しくは雷の時にアーシングしてもいいの?をご確認ください。

Q5. 2階に複数の部屋があり、すべてでアーシングしたい場合は?

分岐コード(スプリッター)を使えば、1本の延長コードから複数の部屋へ分岐できます。詳しい組み合わせ方はアーシングコードの使い方をご確認ください。


 

ご不明な点はカスタマーサポートまでお電話ください。
042-404-2958(午前10時〜午後5時30分)


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